子供と「死」について話をする
「死ぬの怖い」
風呂上がりの長男が、突然言い出した。
保育園の友達とそういう話をしたわけではないらしい。
テレビで、親の恐竜が闘って死んでしまい子供と別れる映像を見たからなのか。
5歳目前になると、そういうことを考えるんや…
「友達と会えなくなるのが寂しい」と半分泣いた顔を膝に埋めてきた。
みんな順番やから、悲しいことはない。なんて、全く腑に落ちないだろう解答。
死んでもまた赤ちゃんになって産まれてくるんじゃない?
とか
先に死んだ人たちと、また会えるんじゃない?
とか
どう言ったら良いのか分からなかった。
ただ、
「ずっと生きていたい」
その言葉を聞いて安心した。
今、幸せを感じて生きているんやろう。
「死」に対して、どう伝えて良いかわからず絵本の〝かないくん〟を読んであげた。
1年以上前に読んだことがあるが、「見たことある!」と少し覚えている様子。
読み終わると「また読んで」と笑顔で床に就いた。
彼がどう思ったのかはわからない。
明日からも周りに優しく生きて欲しいと願う。
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