ついえた夢(庭園)の話
外構って難しい。
作れるスペースはほっとんどないけど、少しくらい植栽が欲しいんです。
緑があるのとないのとでは建物の出来上がりが全然違う。
551のCMくらいのテンション差。
ほんの少し、ほんの少しだけですが、駐車スペースの奥の部分でぎりぎりで作る事ができそう。
もし作ったら、駐車してのハッチバックは開きません。
それも仕方がない。
庭の為やったら、いったんちょっと前に車出して荷物の出し入れするよ。
今のアパートの駐車場でやってるもん。
面倒やけど。すごく面倒やけど庭がほしい!
オレンジ線が敷地境界
妻に提案したのは、
・ソファに座ったとき望める庭園を作りたい。
・雪見障子を開けっ放しにしても、通りからは見えないように壁を作る。
・そうすることで、帰宅したあとホッとできる癒しの空間ができる。
・更には、外からの視線をさえぎりながら、窓開けて空気の入れ替えができる!
仕事から帰ってきて、疲れの癒し方は人それぞれ。
それがお風呂の人もいれば、音楽聴くことかもしれません。
僕は、景色にも大役を委ねようと思ったわけです。
めっちゃ良い。
でも、言われたことは
妻「誰が手入れするん?どれだけ小さい庭でも手入れせーへんって。」
A「朝、水やるやん。」
妻「子供保育園連れて行くので大変やから、そんなしてる暇ないって。今でさえドタバタやのに。全然子供のこと手伝ってくれへんやん。枯葉の掃除も嫌。」
まじかよ。
日ごろの行い、まじ卍。(あってんのか、この使い方…)
----------------------二日後 -------------------------
A「じゃあ苔でいこ。長男も(なぜか)好きやし。
んで石庭。石庭やったら葉っぱ落ちへんし、水やりいらんし!石庭いいやん!!
石庭いいやん!!!
家族の身長の比率で石の高さ決めてさ!」
妻「どっかの枯葉が飛んできてひっかかるねん。で、それ掃除するん私やろ?絶対嫌や。」
A「いうても1.5帖やで。掃除なんてちょちょいってできるし。てか、枯葉なんて隣からいくらでも流れてくるし。」
妻「はい?今までアパートのバルコニー掃除したことあった?そんなん普段せーへん人がする訳ない。ちょっとでも掃除する範囲が増えるのが嫌やねん。そもそも、くぁwせdrftgyふじこlp・・・・・・!!!!」
妻の怒りと狂気で、1.5畳に込めた永遠は、もろくも砕かれたお話。